HPとLPの違いについて、それぞれの特徴、メリット・デメリットを解説!

ビジネスやマーケティングにおいて重要なはたらきをもつWEBページ、HP(ホームページ)とLP(ランディングページ)。その2つに大きな違いがあることをご存知でしょうか?

HPとLPの違いについて、それぞれの特徴とメリット・デメリットを交えて解説していきますので、制作をお考えの方はぜひ参考にしてください◎

HPとLPの違いは”目的”!

HPとLPの違いとは、ずばり達成したい目的です!

HPは幅広く様々なユーザーに対して情報発信を行い、認知度を向上させることが主な目的となります。つまり、その団体や商品等を多くの人に広く深く知ってもらうことを狙ったWEBページなのです。そのため、複数のページとリンクから成り立っており、多くの情報をできるだけ快適に閲覧できる構成になっています。

対して、LPはユーザーにアクションを誘導させることが主な目的である商品・サービス紹介ページです。「購入」や「登録」等といったボタンをユーザーに押してもらうことに特化させたWEBページであり、基本的に1ページのみの構成となっています。これは内容を見込み客獲得のために必要な情報のみに絞ることで、ページ移動の煩わしさなどからユーザーが閲覧を辞めてしまう事を防ぐためです。

HPのメリット・デメリット

現在のビジネスにおいては、HPがあるかないかで組織・団体への信頼性が大きく変わる傾向が高いです。HPは会社概要やブログといった様々な情報が多くまとめられた構成のため、「実在している団体なのか」「何かあった時にどの情報を頼りにすればいいのか」といった不安や問題を払拭できる信頼の源になり得るのです。

様々な情報がまとめられたHPはSEOに強く、潜在顧客へのアプローチに有効です。検索エンジンからしっかり情報量のあるサイトだとみなされれば検索上位にも浮上しやすく、その会社や商品・サービスを全く知らないユーザーの目にも留まりやすくなります。

今やひとりでも無料でHPやLPが制作できる時代ですが、ビジネスにおいてちゃんと成果を上げてくれるHPを構築するのには、専門的な知識を持ったプロの技術が必要です。そのため初期費用だけでなく運用や更新にもコストがかかります。

中身が充実していなかったり、独りよがりな構成で使いにくさ・見にくさがあったり、マーケティングの概念なしに運用していてはただのネット上にある看板でしかなくなります。ただ作っておくのではなく、しっかりと計画性・戦略性を持って運用していかなければなりません。

LPのメリット・デメリット

1枚の縦長のページに必要な情報を集約させるため、閲覧者はスクロールするだけでこちらの訴求に集中させやすく、閲覧を途中で辞めてしまう離脱者を極力少なくすることができます。これにより閲覧者を見込み客に転換できる可能性が上がります。

ターゲットの心理を掴める様に、無駄なものを省いて1枚のページにビジュアルや文章を効果的に配置しています。それによってうまく誘導にのせることでこちらのアピールの効果を上げ、購入や登録といったアクションまでのベストな流れを提供することができます。

LPは目を引くデザインであることも重要なため、文章をを文章として載せず画像化して載せる場合も少なくありません。これは検索エンジンには「情報量の少ないサイト」と捉えられるため、検索からの流入は弱い傾向があります。

ひとつの商品・サービスの紹介に特化させているので、不必要なリンク等を設けない構成にしています。そのため、HPや他のサイトを訪れるサイト回遊はあまり期待できません。広告から流入してきて、LPからどこにも行かずそのまま去っていく傾向が高いです。

まとめ

HPとLPの違いがお分かりいただけたでしょうか?大きな違いは、達成したい目的の違いにあり、

HP➡集客、認知度UP

LP➡ユーザーにアクションを誘導させ見込み客増加

という役割の違いがありました。

役割の違いから、それぞれに構成の違いやメリット・デメリットもありましたね。

ぜひこの記事を参考にご自身の目的を再確認し、それに合ったWEBページを制作してみてはいかがでしょうか?